中日 今季最多タイの借金8 祖父江使えず福続投が裏目、苦渋の与田監督「ベスト尽くすだけ」

[ 2020年7月26日 18:40 ]

セ・リーグ   中日3―9阪神 ( 2020年7月26日    ナゴヤD )

<中・神>継投ミスから完敗し、ガックリと頭を下げる与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は継投に失敗し、逆転負け。13年以来7年ぶりに両リーグ最速20敗に達した。

 先発・梅津が6回2失点と試合をつくったが、救援陣が大乱調。

 3―2の7回、2番手・佐藤が2死二塁のピンチを招き降板した。後を継いだ福も近本に中前打を許したものの、中堅手・大島の好返球で二塁走者を本塁でタッチアウト。何とかリードを死守した。

 だが、福がイニングをまたいだ8回につかまった。2安打2四球で2死一、二塁から福留に左前へ同点打を浴び、降板。

 代わってゴンサレスがマウンドに上がったものの、相手に傾いた流れは止められず、梅野、中谷、近本と立て続けにタイムリーを浴びこの回一挙5失点し逆転を許した。

 この日は6回2失点、91球ながら先発・梅津が降板。7回は7番・梅野と下位打線の並びだっただけに続投という選択肢もあったが、与田監督は「代えるという判断なので。そういう判断をベンチがした」と説明した。

 さらにチームトップタイの16試合と登板過多が続く福をイニングまたぎで8回も続投させたことに「当然疲れも多少出てくるところだと思うが、2連投だったので何とか行けるかなというところだったのですけど…」と苦い顔。結果的に打ち込まれ、23日の巨人戦に続く敗戦投手となってしまった。

 さらに、8回、福が福留に同点打を浴び、降板。なおも2死一、三塁のピンチで打席に右打者・梅野を迎えたが、同じ左腕のゴンサレスを投入。

 セオリーなら勝ちパターンの一角である右投手・祖父江が登板する場面だったが、指揮官は「ちょっとマメができて、今日は登板できないという状況だったので」と祖父江が使えなくなった理由を明かした。

 この日の継投失敗には祖父江が投げられないというアクシデントがあったものの、チームは23日の巨人戦は8回に5失点、24日の阪神戦は7回に4失点し黒星を喫するなど、終盤の失点が敗戦に直結している。実際にイニングごとの失点を見ても今季は8回の30失点が最多。継投の難しさが浮き彫りとなっている。

 両リーグ最速の20敗に加え、借金も今季最多タイの8。故障者続出と苦境が続く中で与田監督は「できることをやっていくしかない。いろんな数字、負ければ当然、いろんな話になっていくと思いますけど、我々はシーズンが終わるまでベストを尽くすということだけ」と必死に前を向いた。

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