ナゴヤDでなぜ打てん!阪神 「鬼門」で今季2度目の零敗 矢野監督「バッター陣に奮起してほしかった」

[ 2020年7月26日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-1中日 ( 2020年7月25日    ナゴヤD )

<中・神(8)> 6回無死一、三塁、大山は左飛に倒れる(投手・勝野)(撮影・大森 寛明)
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 阪神は25日の中日戦で今季最少タイの散発4安打に終わり、0―1で今季3度目の零敗を喫した。前回も6月30日の敵地・中日戦だっただけに、矢野燿大監督(51)は「鬼門」ナゴヤドームでの打線の奮起を求めた。勝率5割に逆戻りし4位に後退。26日の第3戦を落とせば7カードぶりの負け越しで借金1となるだけに、何としても中日投手陣を打ち崩したい。

 9回先頭の大山の左中間への大飛球も大島の好守に阻まれ、ラストチャンスも3者凡退に終わった。プロ通算1勝の勝野を6回まで攻略できず、7回以降は相手救援陣の前に走者も出せず。ナゴヤドームで今季2度目の零敗となった矢野監督の表情も、もちろん晴れなかった。

 「(勝野は)立ち上がり飛ばしてたね。この前よりも球の力はあるかなという感じはしたけど。それでもゼロというのはね。バッター陣に奮起してほしかったね」

 勝野とは18日にも甲子園で対戦し4回2失点で黒星を付けていた。ただ、この日は初回から目いっぱいで入ってきた右腕に対し走者は出すものの、好機で一本が出ず。西勇も力投しただけに指揮官は「まあそれはどっちもそうなんやけどね」と振り返ったが、投手の“格”を考えれば早い段階で攻め崩したかった。

 3番サンズが2安打した一方で、頼みの4、5、6番がそろって沈黙。バット自体はよく振れている大山も3回2死一、二塁は三ゴロ。この日、最大の好機だった6回無死二塁では初球を左翼に打ち上げ、持ち味の積極打法が裏目に出た形となった。右でん部の張りで7月19日から3試合欠場し、24日から先発復帰したボーアは2戦連続4タコで13打席無安打に。井上打撃コーチは「もうちょっと時間がかかるかなと思う。本人も怖さがあるかもしれない」と復調途上であることを認めた。

 ナゴヤドームでは6月30日からの3連戦で3連敗。その3戦は順に5、7、6安打で貧打が大きな敗因となった。当時とチーム状況が違うはずの今カードも、初戦が7安打でこの日が4安打。「鬼門」という言葉がちらついてくる。

 今日の第3戦を落とすようなことがあれば、前回のナゴヤドーム以来、7カードぶりの負け越しとなり、7月18日以来の借金生活となる。最大8あった借金を甲子園で一気に完済した勢いを名古屋で消すわけにはいかない。今日こそ猛虎打線爆発で、スカッと打ち勝ちたい。 (山添 晴治)

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