阪神・サンズ 唯一のマルチ安打 3番では打率.357、2本塁打、9打点

[ 2020年7月26日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-1中日 ( 2020年7月25日    ナゴヤD )

<中・神(8)> 6回無死、サンズは左中間二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 孤軍奮闘だ。チームが散発4安打のシャットアウト負けを喫した中、阪神のサンズが唯一の2安打と気を吐いた。

 3回2死一塁の第2打席で中日先発・勝野の146キロ直球を、力強く中前にはじき返した。開幕当初は「直球に弱い」と言われたが、そんな話も今は昔。さらに6回先頭では再び勝野から左中間への二塁打を放ち、得点には結び付かなかったが好機を演出した。ポイントゲッター、チャンスメーカーとして存在感は増す一方だ。

 マルテの離脱、近本の不振などもあり3番に定着。「3番を打たせてもらう以上(走者を)還すのが仕事」と話すように、3番で先発した7試合は打率.357、2本塁打、9打点と中軸起用に結果で応えている。気力充実の「サン」ズに、死角はない。 (惟任 貴信)

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2020年7月26日のニュース