ロッテ・種市 プロ4年目で初完封!今季パ一番乗り 球団15年石川以来の2桁奪三振で完封勝利

[ 2020年7月26日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ5―0西武 ( 2020年7月25日    メットライフD )

<西・ロ>プロ初完封の種市(右)は吉井コーチに笑顔で頭をたたかれる(撮影・篠原岳夫)
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 9回2死満塁で投じた136球目。ロッテ・種市の149キロ直球が、スパンジェンバーグのバットに空を斬らせた。この日10個目の三振で締めると、勝負師は21歳の爽やかな顔に戻った。

 「投手として完投したい、完封したいと思っていた」

 今季3勝目はプロ4年目で自身初の完封。パ・リーグ今季一番乗りで、チームの2桁奪三振での完封勝利は15年6月の石川以来だった。「真っすぐが制球できていた」と振り返った通り、2回1死一、二塁でもスパンジェンバーグを146キロ直球で空振り三振、木村は直球主体で追い込みフォークで2者連続の空振り三振を奪った。

 球速より回転数を意識し、直球を磨いてきた。この日の球数は自己最多だが、136球目に最速の149キロを記録する体力もあった。ネットで筋トレ動画をあさるトレーニングマニア。入団時に83キロだった体重は5キロ増えた。昨年11月には米シアトルのトレーニング施設「ドライブラインベースボール」に球団から派遣され、レッズで5年連続2桁勝利のトレバー・バウアーらの体づくりを目の当たりにし、刺激を受けた。

 井口監督も「素晴らしい投球だった」と、負ければ借金生活の危機を救った右腕を称えた。種市は「(逆に)貯金をつくれてよかった」と笑顔。タフな21歳が頼れる柱に成長した。(君島 圭介)

 ≪直球で6三振≫種市は直球の被打率が昨季の・304から・265へと飛躍的に向上した。この日は10三振のうち、直球で6三振。そのうち、4つは高めのボール球を振らせた。直球の球威が増したことで、フォークの被打率も・215→・073と大幅に良化。相乗効果が生まれている。

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