阪神・西勇 7回1失点でも2敗目 6戦連続QS、4戦連続100球超え、非の打ちどころないが無援で泣く

[ 2020年7月26日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-1中日 ( 2020年7月25日    ナゴヤD )

<中・神(8)>6回裏1死一、三塁、A・マルティネスを空振り三振に抑え、吠える西勇(撮影・椎名 航)
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 すでに108球。先発投手が降板する一般的な基準を超えても阪神の西勇は当然のように7回2死から打席に向かい、直後のマウンドにも向かった。

 「7回に1点取られたのが反省だと思いますけど、これはなかなかできない反省。次に生かしていけたらいいなと思いますけど」

 先頭福田の安打の後、2死三塁まで持ち込んだが、井領を詰まらせた打球は三遊間に転がり決勝の適時内野安打となった。それでも続く大島を一ゴロに仕留め7回121球を投げ1失点。ハイレベルな反省ができる2敗目だった。

 「昨日とは違う展開で1点勝負になると思っていて、案の定1点勝負で負けた。しっかり受け止めて次の試合に生かせられればいい。ただ、自分の仕事はできているので、継続して頑張ります」

 完投勝利から1週間、血眼で向かってくる中日打線を再度、封じた。8安打を許し3回をのぞき毎回走者を背負っても崩れない。象徴されるは無死一、三塁をしのいだ6回だ。ビシエドを浅い左飛、A・マルティネスは内角ツーシームで空振り三振。最後は京田を内角に食い込む変化球でバットをへし折り、一ゴロに仕留めてみせた。

 今季登板6試合全てでクオリティースタート(6回以上投げ自責点3以下)を記録した。秀でたゲームメーク能力に加えて、球数が4試合続けて100球超のスタミナ、防御率1・87の安定感を余すことなく表現している。

 敗戦後。悔しさをにじませながらの取材を終えると、同じく取材を受けに来た矢野監督から「ナイスピッチング!」とたたえられた。その指揮官は「もちろん、もちろん。十分。打者もね。ゼロじゃ勝てないので」と援護がない中での仕事ぶりに、賛辞を贈った。 (巻木 周平)

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