大リーグで珍事 ブルージェイズの2番手投手は未登録 球審がダメ出し

[ 2020年8月7日 12:34 ]

ブレーブス戦で先発したブルージェイズのピアソン(AP)
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 ジョージア州アトランタで6日に行われたブレーブス対ブルージェイズ戦で“珍事”が起こった。

 ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督(54)は先発して5回まで投げた新人のネイト・ピアソン(23)に代えて、6回からメジャー2季目のジェイコブ・ワグスパック(26)を2番手で起用しようとしたが、同投手がマウンドまで歩いてきたところで、アラン・ポーター球審が「彼はアクティブ・ロースター(登録枠=28人)に入っていない」と指摘。ワグスパックは結局、1球も投げることなくベンチに引き上げた。

 同監督は試合前、トレント・ソーントン投手(26)が10日間の故障者リストに登録されたのを受けて、ワグスパックを呼び寄せたと語っていたが、事務的手続きが完了していなかったことが判明。試合はブレーブスが4―3で勝って9勝5敗となり、ブルージェイズは4勝6敗となった。なおワグスパックに代わって?2番手で投げたラファエル・ドリス(32)は1回を投げて無失点だった。

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2020年8月7日のニュース