広島の20歳・羽月が満点デビュー!「もう頭が真っ白で」ド緊張なんの、2安打3打点&好守でも魅せた!

[ 2020年8月7日 22:23 ]

セ・リーグ   広島11―6阪神 ( 2020年8月7日    マツダ )

<広・神>お立ち台で緊張した面持ちの羽月(左)と笑顔の松山 (現場代表撮影)
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 広島の羽月隆太郎内野手(20)が7日、プロ2年目で初めて出場選手登録され、同日の阪神戦(マツダ)に「2番・二塁」で即先発出場。第2打席でプロ初安打&初打点をマークすると第4打席では2点適時三塁打を放ち、4打数2安打3打点という満点デビューを飾った。

 羽月は0―0で迎えた初回無死一塁できっちり送りバントを決めて松山の先制打につなげると、2―0で迎えた2回には1死一、三塁から絶妙なセーフティーバントで内野安打をもぎ取り、プロ初安打&初打点を記録。そして6―0から6―4と2点差に詰められて迎えた5回には2死一、二塁で浅めの守備位置だった右翼手・福留の頭上を越える三塁打を放ち、貴重な2点を追加した。

 試合後、3安打4打点の34歳・松山とソーシャルディスタンスを保ちながらお立ち台に並んだ羽月は渡されたマイクを両手でぎゅっと握りしめ、大粒の汗を額に光らせながら「え~っと…。試合前からずっと…え~っと…試合も、そして今も、ちょっとまだ…自分がマツダスタジアムで試合して、この場に立っているってことがちょっと考えられなくて…」と話し出すと言葉に詰まり「とても…はぁ~…」と大きなため息。ド緊張の若鯉にスタンドから励ましの拍手が飛ぶと「あっ!ありがとうございます!」と初々しさ全開で声を張り上げた。

 1軍初合流でいきなりのスタメン。聞いた時には「出るからには、絶対チームの勝利に、貢献しようと、思ってました」と一言ひとこと噛み締めるように口にした羽月。二塁の守備では初回、2番・福留のフライをいきなり処理したが「緊張しましたが、しっかり捕りました」とキッパリ。初安打初打点については「もう自分の役割は走ることなので、しっかりまっとうできたかなと思います」とし、あと少しでランニング本塁打かと思われた三塁打については「もう頭が真っ白で。ちょっとあんまり分かんなかったですけど、うれしいです」とはにかんだ。

 2回の二塁守備では、1死一、二塁のピンチで木浪が放った中前へ抜けそうな当たりをダイビングして直接捕球、すかさず二塁へ送球して併殺を完成させ、本拠マツダを沸かせるシーンもあった。自己紹介も兼ねて、とインタビュアーにファンへのメッセージを促されると「2年目の羽月隆太郎です。これからここで1試合でも多くチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いしまぁ~すっ!」と最後は大きな声で一気に話し、スタンドを喜ばせていた。

 ◆羽月 隆太郎(はつき・りゅうたろう)2000年4月19日生まれ、宮崎県出身の20歳。神村学園(鹿児島)2年生だった2017年夏に背番号6で甲子園へ出場し、2018年ドラフト7位で広島入り。1年目の昨季は2軍のウエスタン・リーグで89試合に出場、打率・300、23盗塁と活躍した。1メートル67、70キロ。右投げ左打ち。

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