箕面学園・田中監督 母校の関大北陽に敗退 履正社・岡田監督とリベンジマッチできず「やりたかったね」

[ 2020年8月7日 05:30 ]

大阪大会4回戦   箕面学園1―6関大北陽 ( 2020年8月6日    万博 )

<箕面学園・関大北陽>試合終了後整列しあいさつする箕面学園・田中監督(撮影・後藤 正志)
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 箕面学園の夏が終わった。2、3回戦と2試合連続で2桁得点。15年夏以来5年ぶりの4回戦進出を果たすも、この日は関大北陽の継投の前に4安打1点に抑え込まれた。先発・石井康輝(3年)の12安打6失点完投もむなしく敗北。それでも試合後、田中祥雄監督(58)は笑みを浮かべ、日に焼けた額の汗を拭った。

 「4回戦は5年ぶりですか。今年は粘り強い、守りのチームでした。9回2死まで分からんゲームばっかり」

 1987年夏から同校の指揮を執る大ベテラン。強豪・履正社の岡田龍生監督(59)とは同じ61年生まれで、昨夏は3回戦で対決し敗れた。

 「(今年も勝って履正社と)やりたかったね。同級生も少なくなっていくし」

 また、この日の対戦相手・関大北陽は母校でもある。関大北陽・辻本忠監督(43)は母校の後輩。「勝ちたかった。母校に勝つことが成長につながる。でも、石井はよく投げました」と力投のエースを称えた。

 「今年はとにかくコロナが残念。彼らにとって一生に一度の夏なんです。『来年がある』って言うけど、2年生だって高2の夏は一生に一度。そういう意味で、子どもたちの可能性が止められたように感じています」

 この日一番悔しげな表情を浮かべた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で異例づくしとなった今夏。選手たちにとって一生に一度だった夏は、33年もの間グラウンドに立ち続けた男にとってもまた、特別なものとなった。

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