マー君 8日に筒香と初対戦 自然体を強調「自分が目指すべきところに向かって」

[ 2020年8月7日 11:01 ]

ヤンキースの田中将大
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 今季2度目の先発を翌日に控えたヤンキースの田中将大投手(31)は6日(日本時間7日)、オンライン会見に応じ、タンパで行われるレイズ戦への意気込みを語った。

 今季初登板となった1日のレッドソックス戦では2回2/3を投げて4安打2失点。11年ぶりに取り組んでいるワインドアップからの力強い速球で多くの空振りを奪い、本人も「全体的にファーストボールの力強さというものはあった」と手応えを感じた様子。あとは「直球、変化球ともに、しっかりと自分の狙ったところに投げれるようにやっていきたい」と制球を課題に挙げた。

 7月4日に打球を頭に当てて以降はやや投げ込み不足とあって、前回は50球の球数制限を設けられ、今回もそれほど長いイニングは投げることはなさそう。そんな中でも注目は、今季にレイズ入りした筒香との対決。日本で通算205本塁打を放ち、今では同じ地区でプレーするスラッガーとの初めての対戦とあって、この日は米メディアからも質問が飛んだ。

 もっとも、田中本人は「(筒香は)僕が日本にいたときにまだレギュラーとして出ていなかったので、対戦経験はない。データとかいろんなものが出てきていますけど、実際に勝負するまで何ともいえない」と淡々。日本からの期待感に関しても、「1プレーヤーとして自分が目指すべきところに向かってやっていくことが、日本にいいニュースになって届く。日本の方から期待されていることを背負っているという事実はありますけど、日本を代表してマウンドに上がるっていう感情はない」と語るなど、あくまで自然体での投球を強調していた。(杉浦 大介通信員)

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