神港橘 左腕・金丸、圧巻の17奪三振 「最後は三振を奪うと決めていた」

[ 2020年8月7日 14:22 ]

兵庫大会5回戦   神港橘5―2甲南 ( 2020年8月7日    ほっともっと神戸 )

 神港橘の左腕、金丸夢斗が自己最多となる17奪三振の有終の美を飾った。兵庫大会は8強止まりのため、勝っても負けても最後。「序盤は準備不足だった」と言うように、3回までは3奪三振。だが、4回に味方が勝ち越しに成功するとギアを入れ替えた。4回から6者連続三振、最終9回は3人をすべて空振り三振に斬った。6安打され、2失点も「最後は三振を奪うと決めていた。積み重ねていたものを出せた」と全力で投げた128球に胸を張った。

 身長は入学時から10センチ以上伸び、1メートル75。体重も昨秋から10キロ増え72キロとたくましくなった。同時に、球速も昨秋から7キロ増してMAX142キロに。「直球のキレが良かった」とこの日は直球を主体に三振を積み重ねた。本来なら次戦の準々決勝に挑むはずが、コロナ禍の今年はこれがラストゲーム。「明石商とやりたかった」と消化不良の思いは残る。

 選抜連覇(1929、30年)を果たし、伝説の剛速球、山口高志を輩出した市神港と、兵庫商が統合して誕生した神港橘。古豪の1番を背負った男は大学進学を希望する。「もっと体も大きくして大学で活躍したい」。舞台は変わっても、白球に懸ける思いは変わらない。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月7日のニュース