日大藤沢・牧原 「憧れ」の森友哉2世弾!流血も決勝ソロ&3打点

[ 2020年8月7日 05:30 ]

神奈川大会2回戦   日大藤沢17―9慶応湘南藤沢 ( 2020年8月6日    藤沢八部 )

<日大藤沢・慶応湘南藤沢>8回1死、勝ち越しソロを放つ日大藤沢・牧原(撮影・木村 揚輔)
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 都道府県高野連が独自に開催する代替大会は6日、全国で60試合が行われ、新潟、奈良、和歌山では決勝戦が行われた。神奈川では2回戦が行われ、日大藤沢が慶応湘南藤沢との乱打戦に勝利。プロ注目の強打の捕手である牧原巧汰(3年)は8回の決勝アーチを含む3安打3打点の活躍で勝利に貢献した。

もう痛みなど忘れていた。ここで終わるわけにはいかない…。8―8の8回。牧原の不屈の闘志がバットに乗り移った。

 「相手は1年生。ここで負けたら3年間やってきたことが台無しになると思った」

 1年生ながら能力が高い慶応湘南藤沢の田上のチェンジアップ。少し泳いだ。でもグリップを後ろに残し、巧みなバットコントロールで捉えた。打球は右翼フェンスを越える。「森友哉2世」とも呼ばれる牧原の真価がそこにあった。

 同じ右投げ左打ちで強打の捕手。西武・森に「凄く憧れています」という。泳がされても森のようにヘッドを利かせたスイングだから飛距離が出る。決勝弾となる高校通算27号に、9回もダメ押し2点二塁打。それだけじゃない。この日は強い闘争心も見せた。
 4失点した初回にハプニングが起きた。右翼からの返球を顔面に受けて流血。「テンパってて(何が起きたのか)覚えてない」。配球ミスで打たれ、重盗で失点も。思考回路が止まって返球を受け損なったのだ。「結構、痛かった」と言うが、交代することなく右の鼻に脱脂綿を詰めてフル出場。口が腫れ上がっても、強いスイングに変わりはなかった。

 「日本を代表する捕手になることが目標です」。大きな夢を持つ牧原の特別な夏は、まだまだ終わらない。 (秋村 誠人)

 ◆牧原 巧汰(まきはら・こうた)2002年(平14)7月13日生まれ、神奈川県相模原市出身の18歳。大野小1年から少年野球チーム「ひのきビートルズ」で野球を始め、鵜野森中時代は「座間ボーイズ」でプレー。中学2年時以外はずっと捕手。50メートル6秒2。遠投110メートル。高校通算27本塁打。1メートル76、82キロ。右投げ左打ち。

 

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