東洋大・佐藤都志也捕手 ロッテが2位指名で交渉権獲得 3拍子揃った捕手

[ 2019年10月17日 18:26 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

東洋大・佐藤都志也
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 プロ野球のドラフト会議は17日に東京都内で開催され、ロッテが2位で東洋大の佐藤都志也捕手(21)を指名。交渉権を獲得した。

 3拍子揃っただけでも凄いが「捕手」というポジションが加味されるとおのずと注目度が増した。成績はもちろん、東洋大の主将としてもチームをけん引してきた。

 自慢の打撃には「(今春終了時点で)通算69試合で80安打というのは誇れる数字だと思っています」と胸を張る。

 1年春からベンチ入りし打力を買われて2年春は一塁で出場すると、29打数14安打の打率・483でいきなり首位打者を獲得。左右に打ち分ける技術、ツボに来れば本塁打も打てるパワーは大きな武器で4年春終了時点で通算打率・331、7本塁打を記録した。3年春から正捕手となり、今春は村上頌樹(3年)以外は実績に乏しい投手陣をまとめ、完全優勝に導いたリードも高く評価される。

 50メートル走6秒0、遠投115メートルの俊足&強肩で3、4年時に選出された大学日本代表では外野と一塁で先発起用された。ただ、佐藤自身は捕手へのこだわりは強く「捕手として誰にも負けたくない」と言い切る。

 ▼佐藤 都志也(さとう・としや)1998年(平10)1月27日生まれ、福島県いわき市出身の21歳。小3からソフトボールを始め平二中では軟式野球部に所属し2年から捕手。聖光学院では1年秋からベンチ入りし2年夏、3年夏に甲子園出場。東洋大では1年春からリーグ戦出場し通算75試合で264打数84安打の打率・318、7本塁打、34打点(9月28日現在)。1メートル81、83キロ、右投げ左打ち。

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