U18W杯代表の有明・浅田 DeNA7位指名に発奮「育成のつもりで。逆に見返してやる」

[ 2019年10月17日 20:40 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

DeNAに指名され笑顔を見せる浅田(撮影・中村達也)
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 運命の指名は別室で見守った。名前を呼ばれたのはドラフト開始から約2時間後。DeNAに7巡目で指名され会見場に現れた有明・浅田は、夢だったプロ入りを果たし、胸をなでおろした。「緊張した。呼ばれるまでとても長くて選択終了の球団も出てきて呼ばれるのかと不安になった。指名されて本当にほっとした」。

 高校では目標だった甲子園出場は果たせなかったが、MAX149キロのストレートに加えカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、フォークなど多彩な変化球を操る本格派。今夏行われたU―18W杯の日本代表にも選出され、世界を相手に2試合で登板した。その活躍もあり12球団すべてから調査書が届くなど上位での指名も期待されたが、最下位の7位での指名となり、指名されたうれしさと同時に「3位か4位かと思っていた」と低い評価に悔しさもにじませた。

 「支配下だが、育成のつもりでやる。一番下の順位での指名が自分に火をつけたと思う。逆に見返してやろうという気持ち。育成からエースになったソフトバンクの千賀投手のように、ドラ7でもこれだけ活躍できるというところをみせたい」。U―18でも共に戦った奥川や佐々木ら1位指名を受けた同級生へもライバル心を燃やし、プロでの活躍に闘志を燃やした。

 目標にするのは、自身と同じで甲子園出場経験はないながらも、今年最優秀防御率のタイトルを獲得した同じ九州出身の山本由伸投手(オリックス)だ。「山本投手を目指して両リーグトップの防御率を出したい。球速も155キロ以上投げたい」。横浜にも自身と同じ福岡出身の今永投手が在籍しており「どうしたらあんなすごいストレートが投げられるのか聞いてみたい」と目を輝かせた。

 有明高からのプロ入りは初。指名後はグラウンドでチームメートに祝福され、笑顔もみせた。「高校3年間の悔しさをプロでぶつけたい。まずは1軍に入るのを目標にタイトルを取って母校に恩返ししたい」と大切な仲間の前で活躍を誓い「プロに入ったら順位は関係なく勝負しないといけない。1年目からしっかり投げて観客を沸かせるような投手になりたい」。

 キャンプを見据え、プロでも戦える体作りを行っていくという。最下位からスタートするプロの世界で、頂点に立ってみせる。

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