ソフトB、東海大・海野捕手を2位指名 本家になぞらえ「海野キャノン」の異名 二塁送球は最速1・7秒台

[ 2019年10月17日 18:33 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

東海大・海野隆司捕手
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 プロ野球のドラフト会議は17日に東京都内で開催され、ソフトバンクが2位で東海大の海野隆司捕手(22)を指名。交渉権を獲得した。

 二塁送球完了は最速1・7秒台で、ソフトバンク・甲斐になぞらえ「海野キャノン」の異名をとるほどの強肩。ワンバウンドを含めた捕球技術も高く3年時から大学日本代表入りし今夏の日米大学野球では全5試合で先発マスクを被った。

 様々なタイプがいる東海大投手陣だけでなく日本代表では明大・森下ら大学トップクラスの球を受けてきた。「たくさん話して、得意球を生かせるようにすることを心がけた。コミュニケーションをとれたのが収穫」。世代トップレベルを知る経験値も高い。

 今秋リーグ開幕戦となった9月1日の大東文化大戦では9回にリーグ戦1号となる左越えソロアーチ。夏場にウエートトレーニングを例年より増やして体力強化に励んだ。最後までバテないパワーを蓄えることが主目的だったが「力強さは出てきたと思う。打球の飛び方が変わってきた」の言葉通り、進化を遂げる一打だった。

 ▼海野 隆司(うみの・たかし)1997年(平9)7月15日生まれ、岡山県岡山市出身の22歳。小1からソフトボールを始め一貫して捕手。福浜中ではファイターズ岡山に所属。関西では2年春から正捕手で同年夏の甲子園出場。東海大では1年秋からリーグ戦出場。3年春に首位打者。1メートル73、80キロ。右投げ右打ち。

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