ヤクルト6位の八戸学院光星・武岡、“熱血”父の情熱に応えた!プロ入り後も「アドバイスを」

[ 2019年10月17日 22:02 ]

第101回全国高校野球選手権大会、1回戦の誉戦で右前適時打を放つ八戸学院光星・武岡龍世内野手
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 ヤクルトから6位指名を受けた八戸学院光星・武岡龍世(18)が17日放送のTBSの特別番組「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」(木曜後7・00)に出演。両親へ感謝の気持ちを伝えた。

 武岡の両親は兵庫県淡路島に通い、祖父と共に玉ねぎ農家を営んでいる。父は“野球命”の人間で、息子の野球のことになると目の色が変わってしまうとか。そんな情熱的な父に対し、信頼を寄せていた武岡。なんと小学生時代には、クラブの監督が出したサインを無視し、応援席にいた父のサインに従ったこともあったという。

 父の情熱はとどまることはなく、なんと9万円の特注グローブを買い与えたことも。母は夫の行動にあきれながらも「私らが(生活費を)削ってます。あの子にはいい物を持たせてやりたい」と、決して楽な生活ではなかったものの、格別の愛情を注ぎ続けてきた。

 武岡は中学を卒業すると、野球の名門、青森・八戸学院光星に入学する。息子は遠く離れてしまったが、父の野球への情熱は衰えず、ビデオ電話を使ってアドバイスを送ることもしばしばあったそうだ。

 両親の楽しみは武岡の応援へ行くことだった。最初は青森まで飛行機で移動していたが、それでは試合を最後まで見ることができない。フラストレーションのたまる状況が続き、父が下した決断は“車での移動”。片道1300キロで18時間の行程とあって、体力的にもこたえたが、“息子の試合を最後まで見たい”その一心だった。両親は「子どものおかげで、日本全国あちこち行かせてもらいました。子どもに感謝です」と、苦労など微塵も感じさせないコメント。まさに“熱血家族”そのものだった。

 そんな野球一家の運命を左右するドラフト会議。ヤクルトから6位指名を受けると、武岡は喜びを爆発させ涙した。「呼ばれるまで不安の気持ちが大きかった。不安があった分、呼ばれて心の底から嬉しくて涙を流してしまいました」と、その時の心境を語った。

 武岡は両親への手紙の中で「(父からの)アドバイスのおかげで結果を出せたことが多かった。大人になってもアドバイスをもらおうと思ってます」と感謝の言葉。今後も父との熱い師弟関係は続いていきそうだ。

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