【20年注目ドラフト候補】明石商投打の軸・中森&来田 “糸井2世”近大・佐藤は規格外の打撃

[ 2019年10月17日 22:30 ]

2020年ドラフトで有力候補となる(左から)近大・佐藤、明石商・来田、明石商・中森
Photo By スポニチ

 2020年ドラフトは今秋の大船渡・佐々木、星稜・奥川ら早い段階から1位確実と言われた突出した選手こそいないが、楽しみがふくらむ候補は多い。

 高校生投手では、明石商の中森が群を抜く。1年夏から3季連続で甲子園出場を果たし春夏連続ベスト4。今夏準々決勝・八戸学院光星戦で大台到達の151キロを計測した。1メートル81、79キロの体形でまだまだ成長が見込める。

 智弁和歌山の小林も将来性を感じさせる。今春選抜の明石商戦で先発し147キロを計測し、夏の甲子園では米子東戦で自己最速を更新する148キロ。中森同様に右の本格派だ。

 静岡商の左腕・高田は最速148キロを誇る。今春の静岡大会、御殿場西戦では16奪三振を記録。監督を務める父晋松氏との父子鷹としても注目を集める。横浜の松本は1メートル86の大型左腕。最速147キロで高校日本代表1次候補にも選出された。

 木更津総合の篠木は右のスリークオーターから148キロを繰り出す。高速スライダーも駆使し三振が取れる。浦和実の豆田は今夏の埼玉大会で浦和学院相手に2安打完封した。最速143キロながら球持ちが良く球速以上に速さを感じさせる。2年春から主戦を務める147キロ右腕の中京大中京・高橋、ソフトバンクに兄・晃がいる大分商の147キロ右腕・川瀬も面白い存在だ。

 高校生野手も、明石商の来田がリードする。3拍子揃った左の強打者で甲子園大会で通算3本塁打。今春選抜・智弁和歌山戦では史上初の先頭打者&サヨナラ本塁打を放つなど長打力に勝負強さも兼備する。

 今夏の甲子園でも4番を打ち高校通算40本塁打以上の花咲徳栄・井上は、走攻守にパンチ力も秘めた右のスラッガー。1年から甲子園に出場しており経験も豊富だ。

 東海大菅生で1年秋から4番を打つ杉崎は高校通算40本塁打以上の右の強打者。東海大相模の西川は通算50本に迫る。今夏の甲子園大会優勝にも貢献した履正社の小深田は1年夏からレギュラーをはる左の好打者だ。

 横浜の度会は父にヤクルトでプレーした博文氏を持ち抜群のセンスを誇る。二松学舎大付の山田は1年夏から正捕手で二塁送球完了は1・9秒台の強肩。インサイドワークにも定評がある。京都外大西の山下は通算30本塁打に迫る強打の捕手で練習試合で星稜・奥川から本塁打した。

 大学生投手では、4人が有力候補に挙がる。東海大・山崎は最速153キロと鋭いスライダーが主体の右の本格派。7月の日米大学野球でも3試合に救援し無失点。今秋リーグの大東文化大戦では9回1死まで無安打で1安打15奪三振完封した。智弁学園のエースとして16年選抜優勝した東洋大の村上は今春リーグ戦で4完封を含む6勝無敗、防御率0・77と圧巻内容。制球力良く打者との駆け引きにもたける、勝てる投手の典型だ。

 早大・早川は大学No・1左腕。150キロ速球に多彩な変化球で投球回以上の三振を奪う。日米大学野球では2試合に先発し9イニング1失点(自責0)で最優秀投手賞にも輝いた。149キロ左腕の東北福祉大・山野は1メートル70と決して大きくないが右足の独特の間を使って打者を幻惑する。

 大学生野手では「糸井2世」と呼ばれる近大の佐藤が筆頭格。1メートル86、92キロの恵まれた体格から放たれる打球は規格外。昨年は大学日本代表にも選出され紅白戦では上茶谷(現DeNA)から本塁打も放った。

 中大の牧は1年春からレギュラーとして出場するセンスの塊。広角に打ち分ける右の好打者で今春は東都リーグで首位打者に輝き日米大学野球では4番を打った。上武大の古川は今春リーグ戦で5本塁打。二塁送球完了が1秒82を誇る強肩強打の捕手だ。

 社会人では、徳島・板野高時代からドラフト候補と呼ばれたセガサミーの森井が順調に成長。粗削りな部分は残るが最速152キロの速球は魅力十分だ。大阪桐蔭の14年夏の甲子園大会VメンバーでJFE東日本の峯本は3拍子揃った内野手。今夏都市対抗でも3番を打ち打率・412で優勝に貢献した。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年10月17日のニュース