ヤクルト、6位で「G坂本2世」八戸学院光星・武岡龍世指名 春夏甲子園出場3拍子揃う遊撃手

[ 2019年10月17日 18:56 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

八戸学院光星・武岡龍世
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プロ野球のドラフト会議は17日に東京都内で開催され、ヤクルトが6位で八戸学院光星の武岡龍世内野手(18)を指名。交渉権を獲得した。

 有望な遊撃手が揃う中でも抜群のセンスを誇るのが八戸学院光星の武岡だ。OBの巨人・坂本勇に憧れ同校に進学。走攻守で高いレベルのプレーを披露することで「坂本2世」と呼ばれるまでになった。

 「そう呼ばれるからには結果を残さないと」

 今春の選抜後に打撃フォームを崩したが「仲間からのアドバイスを聞いて実行したら、良くなった」と左右に打ち分ける巧みなバットコントロールで、存在感を発揮。今夏の青森大会では打率.588の活躍で3季連続甲子園出場に貢献すると、2回戦・智弁学園戦では中堅右に自身聖地初本塁打となる高校通算23号を放ち、パンチ力も見せつけた。

 自身を含め遊撃手が6人選ばれた高校日本代表でも最終的に「2番遊撃」でプレー。一方で、打率.125と木製バットへの対応に課題を残した。「いい経験ができた。この経験を次のステージに生かしたい」。さらなる成長の糧にすることで憧れの人にまた一歩近づく。

 ▼武岡 龍世(たけおか・りゅうせい)2001年(平13)5月28日生まれ、徳島県吉野川市出身の18歳。1メートル78、77キロ。右投げ左打ち。

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