DeNA、智弁和歌山・東妻捕手を4位指名 1年秋から不動の正捕手 兄はロッテの投手・勇輔

[ 2019年10月17日 18:45 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

智弁和歌山・東妻純平捕手
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 プロ野球のドラフト会議は17日に東京都内で開催され、DeNAが4位で智弁和歌山の東妻純平捕手(18)を指名。交渉権を獲得した。

 捕手として阪神、楽天などでプレーした同校の中谷仁監督の強い勧めもあり、高校に入学して遊撃手から捕手に転向。東妻は「捕手として自分が主でなく、投手を輝かせることを教わった。本当に尊敬しているし、感謝しかない」と語るようにプロの技術と心構えを惜しげもなく叩き込まれた。最上級生になってからは試合後に唯一、罰走を科せられるなどしたが全ては期待の裏返しで成長の糧にしてきた。

 1年夏から5季連続で甲子園出場を果たし、1年秋からは不動の正捕手として攻守の要を担った。遠投125メートルの強肩を最大限に生かし二塁送球完了は最速1秒84を誇る。打撃でも今春、夏と2季連続甲子園で本塁打を放つなど高校通算32本塁打(9月28日現在)で強打も光る。

 また、5歳上の兄・勇輔は昨秋ドラフトでロッテから2位指名を受けルーキーイヤーから活躍。プロの舞台での「兄弟対決」に期待がかかる。

 ◆東妻純平(あづま・じゅんぺい)2001年(平13)7月3日生まれ。和歌山市出身の18歳。1メートル72、74キロ。右投げ右打ち。

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