雄星 母校・花巻東の甲子園出場を祝福 大船渡・佐々木起用法には「信頼関係があった」

[ 2019年7月26日 09:37 ]

マリナーズの菊池雄星投手(AP)
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 マリナーズ・菊池雄星投手(28)は25日(日本時間26日)、2年連続で夏の甲子園出場を決めた母校・花巻東を祝福した。

 大船渡との決勝戦はネット配信を生観戦したという。「うれしいですね。毎試合チェックしていました。僕自身も後輩たちに元気をもらいました」と表情を崩した。

 対戦相手の大船渡は最速163キロを誇る佐々木朗希投手を擁しながら、決勝では疲労を考慮して登板させなかった。起用法が議論に上る中、「いろんな意見があるでしょうし、大変な決断だと思う。監督さんと佐々木君の間で信頼関係があったんだなと感じる。投げる投げないが問題なのではなく、そういう日程にさせてしまっていることを、全体的に考えていかないといけないのかなと思う」と大会自体の過密日程を疑問視した。

 自身が先鞭をつける形で、大谷翔平、佐々木と岩手県から本格派の剛速球投手が生まれ続けている。「大谷にしても、佐々木君にしても、漫画の主人公みたいな格好良さがある。ルックスも、投げ方も、打ち方も格好良い。僕には残念ながらそういう要素はなかった。同じ岩手県から、今後も応援したいというか、楽しみにしたい」と同郷の野球界がより良く、盛り上がっていくことを期待していた。

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