【大阪】“後攻”が勝利呼んだ!金光大阪 大阪桐蔭に3年目の雪辱

[ 2019年7月26日 17:00 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会準々決勝   金光大阪4―3大阪桐蔭 ( 2019年7月26日    シティ信金 )

<金光大阪・大阪桐蔭>延長14回、1死満塁からサヨナラのスクイズを決めガッツポーズする金光大阪・戸村(撮影・亀井 直樹)
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 3年分の思いを込めた勝利だった。1―3で迎えたタイブレークの延長14回。無死一、二塁から3番・佐々木慶矢内野手(3年)が左前安打で無死満塁とすると死球、四球と連続押し出しで同点。最後は1死満塁から7番・戸村遥也外野手(3年)が投前にサヨナラスクイズを決めた。夏の大会では2年連続で大阪桐蔭に敗れ、甲子園への道を断たれてきた。一昨年はスタンドで、昨年はベンチで敗戦を見届けた戸村は「ずっと負けてきて、全員が大阪桐蔭に勝つことを考えてやってきた」と胸を張った。

 両チームの監督にとって、公式戦のタイブレークは初体験。金光大阪・横井一裕監督(44)は「やってみて、後攻の方が開き直れると感じた。先行だと“1点を取らないと…”となるが、後攻だとやることがスッキリとしている」と振り返った。延長14回は先に2点を取られたため「1点ならバントだけど、それではしんどい」と気持ちを整理。3番・佐々木に送らせることなく打たせ、左前打で結果的に好機は拡大した。先攻、後攻のどちらが有利かは様々な考え方があるが、少なくとも金光大阪にとっては「後攻」が精神面での余裕をもたらす一因となった。監督は「キャプテンが良く(先攻、後攻を決める)じゃんけんに勝ってくれましたね」と笑った。

 先発・辻本湧斗投手(3年)が7回1失点と好投。8回から2番手として登板したエースの鰺坂由樹投手(3年)も7回2失点と大阪桐蔭の強力打線を封じた。投手陣の奮闘が勝利の主要因だが、試合前に伏線を敷いたのは背番号「20」の主将・長谷川慶内野手(3年)だった。「3回戦はじゃんけんに負けて後攻だったのですが、後は全部、勝って後攻を選んでいたので」。最初はパー。あいこのあと、チョキに切り替えて勝った。1回戦から6試合連続の後攻に「もっているかも知れません」と笑顔。対する大阪桐蔭は2回戦から5試合目で初めての先攻だった。

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