広島、三好弾から11点 “遊び心”で移籍後初アーチ「久しぶりの手応え」

[ 2019年7月26日 05:30 ]

セ・リーグ   広島11―4中日 ( 2019年7月25日    マツダ )

2回1死一塁、三好は左越えに2点本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 「遊び心」で、新天地に新しい風を吹かせた。広島は25日の中日戦の2回1死一塁。三好は2ボールから、ロメロの150キロ直球に力負けしなかった。「久しぶりの手応え」。高々と舞い上がりながら、左翼席上段に着弾した。先制の1号2ランは移籍後初アーチ。17年6月16日の阪神戦以来となる通算5本目に、一塁ベンチ前では「元気で一体感がある感じ」と赤ヘル流の手荒い祝福を受けた。

 「上がりすぎたかな…と思ったけど、芯には当たっていた。集中して打席に立ったので、打ててよかった」

 7月2日に下水流とのトレードで楽天から移籍した。今季の先発出場は楽天で1試合にとどまったが、広島ですでに4試合。初の本拠地でのお立ち台で「出せてもらえていることに感謝して、これからも頑張っていきたい」と声を張った。

 攻守ともに、心にゆとりがある。楽天時代は「形ばかりを意識していた」という打撃。昨季の打率は・104と、打力が課題だった。打開のヒントは、東出打撃コーチらに伝えられた「もっと適当でいい」との助言。変化球に崩されてもいいとの割り切りが、移籍後13打数4安打の打率・308につながった。

 守備の遊び心は、楽天時代に身につけた。15年に就任した楽天・酒井内野守備走塁コーチに「もう少し遊びを入れたら?」と助言された。「それまでは基礎ばかりで対応できていなかった。その助言から変わったんです。どこで捕るとかも気にしないようにし、捕ってからの送球も早くなった」。持ち前の守備力で、広島でも立ち位置を確立しようと必死だ。

 三好の一発が、菊池涼、鈴木の計3発を含む12安打11得点の猛攻を呼び込み、緒方監督は「渋いね。打席で落ち着いていてベテランみたい」と評価した。チームは6連勝で一気に借金を完済。新戦力が、逆襲を力強く後押しする。 (河合 洋介)

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