【奈良】高田商2年ぶり4強 勝負を決めた一瞬の隙

[ 2019年7月26日 14:31 ]

第101回全国高校野球選手権奈良大会 4回戦   高田商 9―7 登美ケ丘 ( 2019年7月26日    佐藤薬品スタジアム )

接戦をものにし喜ぶ高田商ナイン
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 高田商が登美ケ丘に競り勝ち、2年ぶりにベスト4進出を決めた。両軍合わせて19四死球を与えるなど点の取り合いとなった一戦。勝負を決めたのは一瞬の隙だった。

 1点を追う8回。連続四死球と犠打で1死二、三塁と一打勝ち越しのチャンスに打席には藤本成翔(なると)内野手(2年)。「スクイズのサインが出ていたけど、強気でいきました」と三塁線へ絶妙なゴロを転がした瞬間だった。本塁送球を諦めた三塁手が一塁に送球をしようと、三塁ベースに背を向けた瞬間に二塁代走の山本山本雄大選手(3年)が一気に本塁へ。気付いた一塁手が慌てて本塁へ送球したが、悠々セーフで2ランスクイズとなった。殊勝の一打に藤本は「普段から2ランスクイズは想定して練習してきたので。それができました」。昨夏の甲子園準決勝で吉田輝星(日本ハム)擁する金足農が2ランスクイズで近江を撃破。あの一戦を彷彿とさせる“奇襲攻撃”で一気に流れを引き寄せた。

 練習試合で走塁面を徹底して鍛え込み、迎えた夏。放った安打は7本と登美ケ丘の12本より少なかったが、細かい攻撃で得点につないだ。赤坂誠治監督は「オープン戦は負け込んだけど、全ては公式戦で成果を出せるようにスクイズだったり盗塁だったりを鍛えてきた」と手応えをつかんでいた。

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