世界遺産の地で堂々の行進 高野山旗全国少年軟式野球大会が開幕

[ 2019年7月26日 17:31 ]

開会式で選手宣誓を行う中国・北京代表隊の揚鎔熙主将(右)と和歌山県・四箇郷少年野球クラブの中西叶季主将(26日、高野山ちびっこ野球場)
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 第24回高野山旗全国学童軟式野球大会(スポーツニッポン新聞社後援)は26日、和歌山県高野町のちびっこ野球場で開会式を行い、全国から51チームと特別参加の中国1チームの計52チーム、計879選手が入場行進を行った。

 前年度優勝の東16丁目フリッパーズ(北海道)から優勝旗、準優勝の長曽根ストロングス(大阪)から準優勝盾が返還された。
 下川俊樹大会会長は「世界遺産の地の空気を吸い込み、存分に走り回ってください。記憶に残る大会となることを祈ります」とあいさつした。

 全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は激励のことばとして「全国大会出場、おめでとう。高野山は日本の歴史、文化の地。素晴らしい日本の野球の将来を担う選手たちの育成を期待しています」と話した。

 選手宣誓は中国・北京代表隊の揚鎔熙主将と四箇郷少年野球クラブ(和歌山)の中西叶季主将が合同で行った。北京代表隊は22日に来日し、和歌山市内に滞在。四箇郷チームと練習試合を行うなど交流を深めており、2人で練習を積んだ宣誓も息が合っていた。

 揚主将は中国語で「日本に来るのを楽しみにしていました。交流を深めましょう」と話した。

 北京代表隊は昨年初参加し「あの感動が忘れられない」と再び参加を希望していた。

 チームの代表でコーチも務める陳江さん(45)は、投手・外野手として小学生時代に東京、中学生時代には横浜で行われた国際野球連盟(IBAF)主催のAA級(13~15歳)の大会に出場し、3位になった思い出がある。

 「去年は1勝もできなかったので、今年はまず1勝が目標です。中国でもわたしの回りでは野球をする子どもの数が増えています」。北京で運営する野球クラブチームには小学校1~6年生200人が所属。週5~6日活動しているという。

 開会式終了後には日本プロ野球選手会が考案した競技、2分間でのキャッチボールの回数を競う「キャッチボール・クラシック」も行われ、歓声が飛び交っていた。

 試合は27日から、ちびっこ野球場や高野山大、高野山高など5会場で行われ、トーナメント戦で優勝を争う。決勝は30日。

 同大会は、野球を通じて青少年の健全育成と学童のスポーツ交流を目的に、1996年に近畿大会として始まった。98年の第3回大会から西日本、2012年からは全国に拡大された。長年の功績をたたえ、2016年には軟式野球スポーツニッポン賞に輝いている。 (内田 雅也)

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