【東東京】都小山台、都立勢初2年連続決勝進出 安居院が5戦連続完投

[ 2019年7月26日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 東東京大会準決勝   都小山台4―1上野学園 ( 2019年7月25日    神宮 )

<都小山台・上野学園>今大会5試合連続完投で、2年連続の決勝進出を決めた都小山台・安居院
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 都小山台のエース右腕・安居院(あぐい)が、今大会の全5試合42イニングを完投で2年連続の決勝進出へ導いた。過去4戦は全て雨中でのマウンド。「初めて晴れた」と笑顔を見せ「暑い中でピンチをしのいでチャンスに変える、小山台らしい試合ができた」と続けた。9安打を許しながら、今夏最多の145球を投げて1失点。5試合合計で652球に達したが、低めに球を集める投球を徹底した。

 74年に東西2代表制になって以降、同一都立高が2年連続で決勝に進むのは史上初の快挙だ。福嶋正信監督は秋から春にかけてのチーム力を「自分が(05年に)来てから史上最弱」と表現。「見返してくれた」と成長ぶりに目を細め、決勝の関東第一戦へ「相手は格上。チャレンジャー精神で精いっぱいやるだけ」と抱負を口にした。(馬崎 実桜)

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2019年7月26日のニュース