卓球女子 58歳選手がトレンド入り!試合中にコーラごくごく「17歳相手に凄い」「勇気もらった」

[ 2021年7月25日 18:10 ]

卓球女子シングルス2回戦に登場したニー・シャーリエン(ロイター)

 東京五輪卓球女子シングルスに出場した58歳のニー・シャーリエン(ルクセンブルク)が「あれだけ動けるのは凄い」とインターネット上で話題となっている。

 卓球では今大会最年長出場となった同選手。25日に行われた女子シングルス2回戦に登場し、韓国の“天才卓球少女”17歳の申裕斌(シンユビン)との41歳差に臨んだ。第1ゲームを11―2で先取するなど序盤は優位に試合を進めたが、ゲームカウント3―3で迎えた第7ゲームを5―11で落として惜しくも敗退となった。

 ニーはルクセンブルクへ移住する前には中国代表として83年に東京で行なわれた世界選手権で団体・混合複の2冠に輝いた。89年にドイツ、90年にルクセンブルクに移り五輪は5回目。元コーチの夫との間には29歳の長男ら2人の子供もいる。58歳での出場は五輪の卓球史上最高齢だ。

 試合途中からテレビ東京系で中継されたこともあり、「Yahoo!リアルタイム検索」では「ニーシャーリエン」「ルクセンブルク」などがトレンド入り。試合のタイムアウト中にコカ・コーラと思しき飲料をゴクゴク飲む姿も話題となった。ツイッターでは「58歳であれだけ動ける人がいると思うとやる気が出る」「17歳の選手相手にフルセットに持ち込むなんて素晴らしい」「負けちゃったけどかっこよかった」「同年代の貴女に勇気を頂けました」「届かない球には手を出さず、無駄な動きを一切しない卓球の神ぽかった」「ほぼ中央でボールをさばくお姿は、まさにレジェンドでした」などの声が上がっている。

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