水谷隼・伊藤美誠 同郷コンビが息ピッタリで8強進出 試合前にユニホーム間違えるミスも…

[ 2021年7月25日 05:30 ]

東京五輪第2日 卓球混合ダブルス1回戦   水谷隼、伊藤美誠4ー1フェガール、ポルカノワ ( 2021年7月24日    東京体育館 )

混合ダブルス初戦を突破して準々決勝進出を決めた伊藤美誠と水谷隼(撮影・北條 貴史)
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 卓球の新種目、混合1回戦が行われ、水谷隼(32=木下グループ)伊藤美誠(20=スターツ)組が4―1でオーストリアペアに快勝し、8強入りをした。

 4大会連続出場の水谷は落ち着いていた。1―1に並ばれた第3ゲーム、序盤に3連続失点。「3点連続で取られると、美誠に必ず話しかけて、いったん冷静になるようにしている」。間を取ってから5連続得点で逆転。その後は本来の強さを発揮した。

 2人は静岡県磐田市の生まれ。年齢は12歳離れているが、子供の頃によく遊んだきょうだいのような仲だ。

 お兄さんらしくゲームを引っ張った水谷だが、試合前はユニホームの色を間違うミスを犯していた。「赤か黄と聞いていて、赤を着て行ったら、外しました」。伊藤が仕方なく黄色から赤に着替えて試合へ。勝利後は、掛け合い漫才のような取材対応を繰り広げた。準決勝まで行われるきょう25日は、準々決勝で強豪のドイツペアとあたる。息ピッタリの同郷コンビなら、難関も突破できるはずだ。

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