競泳・池江 小学時代恩師がエール 昔から大舞台で力を発揮する“璃花子スイッチ”オンに期待

[ 2021年7月25日 05:30 ]

東京五輪第2日 競泳女子400メートルリレー予選 ( 2021年7月24日    東京アクアティクスセンター )

小学生時代の池江(右)と清水氏
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 池江が小学時代に通った東京ドルフィンクラブ江戸川スイミングスクールで総支配人を務める清水桂氏(46)は5年前の言葉を鮮明に覚えている。16年リオデジャネイロ五輪から帰国後の池江に「どうだった?」と聞くと「五輪に魔物はいませんでしたね」と返された。高校1年で、初めて五輪の舞台に立ち7種目に出場。100メートルバタフライは日本記録を連発して5位入賞した。清水氏は「昔から大舞台で力を発揮する集中力は凄かった。どこかに“璃花子スイッチ”があるんですよ」と言う。

 今大会はリレー種目のみエントリー。清水氏は子供たちが時に限界以上の力を発揮するリレーを重視する指導をしており、池江も小学5年時にはメドレーリレーで全国制覇。「璃花子は皆が一丸になるリレーが大好き」と懐かしむ。

 五輪代表に内定した後には少人数で祝食会を開催。会場の友人宅に着いたとたん「おなか空いたー」と大盛りのご飯と豚汁を平らげた姿に、体重を増やそうと努力していると感じた。「成績よりもこの舞台に戻って来られたことが一番」とエールを送った。

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2021年7月25日のニュース