【リーグワン】神戸の38歳PR山下裕史が歴代最多に並ぶ通算177試合出場「勝てたことがうれしい」

[ 2024年4月28日 06:00 ]

ラグビー・リーグワン第15節   神戸63―19静岡 ( 2024年4月27日    東大阪市花園ラグビー場 )

<神戸・静岡>リーグ戦177試合出場のタイ記録となり家族らと記念写真に納まる神戸・山下裕(中央)(撮影・奥 調)
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 神戸は63―19で静岡を下し、4試合ぶりの白星で今季8勝目を挙げた。既に上位4チームによるプレーオフ(PO)進出の可能性は消滅しているが、計9トライで快勝。元日本代表プロップ山下裕史(38)はリーグ戦歴代最多タイとなる通算177試合出場を達成した。

 チーム最年長の偉業に花を添えるように神戸のフィフティーンが躍動した。積極的にボールを動かすアタックを展開し、前半3分の先制トライから静岡を圧倒。後半16分から山下裕が途中出場し、久富雄一の持つリーグ戦歴代最多となる通算177試合出場(前身のトップリーグ含む)に並んだ。

 2008年の加入から第一列を支えてきた38歳は「自分の記録よりもチームが持ち味を出して危なげなく勝てたことがうれしい」と振り返った。前節で東京ベイに敗れてPO進出の可能性が消滅しながら、今季ホーム最終戦で“神戸らしさ”を発揮。全力を尽くし、自分たちの強さを示せたことを喜んだ。

 残るは三重との最終節。リーグワンでは過去最高となる5位でフィニッシュし、来季につなげたい。

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