爆笑問題・太田光 ウエストランドのM―1優勝の喜び記す 高田文夫氏への手紙に「やっと…」

[ 2022年12月19日 19:19 ]

「日本ネーミング大賞2022」の授賞式に出席した太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が19日、所属事務所「タイタン」の後輩「ウエストランド」が18日に行われた「M―1グランプリ2022」で優勝したことについて、放送作家の高田文夫氏(74)に喜びを記した手紙を送った。

 ウエストランドは19日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。M-1の結果に関係なく、以前から出演が決まっていたもの。高田氏のもとにはこの日、太田のマネジャーから手紙が届けられ、そこには「やっと胸張って紹介できます。ウエストランドです」と書かれていたという。番組で高田氏は「知ってるよ!」と突っ込みを入れていたが、太田の“親心”は伝わった様子。関係者によると、優勝はうれしいとも書かれていた。携帯電話を持たない太田はしばしば目上の人へのあいさつなどで、手紙を届けるという。

 「ウエストランド」は決勝のファーストステージでは、河本太(38)が繰り出す「あるなしクイズ」をネタに、井口浩之(39)の怒りやうっぷんがネタを通じてにじみ出るような漫才で笑いを誘った。合計659点で、さや香(667点)ロングコートダディ(660点)に次いでファイナルラウンドへ進出した。ファイナルラウンドでも同じ「あるなしクイズ」ネタで勝負。井口の怒りはさらに増幅して爆笑をさらい、恋愛映画やアイドルにまで毒を“噴射”。お笑いの本場・大阪も「自分たちのお笑いが正義だという凝り固まった考え!」と切り捨て、審査員の富澤たけしは頭を抱えてうつむいてしまうほどだった。最後は井口はM-1さえも標的に。「M-1もウザい!アナザーストーリーがウザい!いらないんだよ!泣きながらお母さんに電話するな!」とまくし立て、嵐のような4分間を締めくくった。審査員7人のうち、6人がウエストランドに投票する圧倒的な勝ち方で優勝を収めた。

 タイタンからは決勝に「ウエストランド」「キュウ」が進出。M‐1に吉本以外の事務所から2組がファイナリストになったのは2002年、松竹芸能所属の「ますだおかだ」「アメリカザリガニ」以来の快挙。爆笑問題の太田光は今月、都内で行われたイベントの席で「どちらかが優勝ししたら賞金は社長が3、僕が7で。ぜひ勝ち取って、阿佐ケ谷の歓喜となれば」とジョークを交え、エールを送っていた。

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