毒舌漫才でM―1王者「ウエストランド」井口が本音吐露「あんなネタで優勝していいのかって」

[ 2022年12月19日 12:55 ]

M-1王者となったウエストランドの井口浩之(左)と河本太
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 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」で18代目の覇者となったお笑いコンビ「ウエストランド」の井口浩之(39)と河本太(38)が19日、文化放送「おとなりさん」(月~金曜前8・00~11・00)にゲスト出演。優勝を待つ瞬間の素直な心境を吐露した。

 歓喜から一夜明け、フジテレビ「めざましテレビ」、TBS「ラヴィット」と早朝から大忙しの2人。「ラヴィット」から再びフジテレビ「ノンストップ」への移動中に電話出演した。

 旧知の仲という番組パーソナリティーの「アルコ&ピース」の平子祐希から「なんでスタジオ来ないの?」とツッコまれつつ、井口は「事前にお伝えしたんですけど、何かしらの形でって。(今は)『ラヴィット』から『ノンストップ』に向けて移動しているところです」「まだM―1から寝てないですね」と嬉しい悲鳴。平子が「寝たら夢になっちゃうみたいな感じ?」とイジると、河本は「シンプル忙しです」と苦笑した。

 改めて前夜の決戦に話が及ぶと、ファイナルラウンドでの結果を待っていた時の心境について「本当にネタ終わって、袖にいたんで、ウケは全然わからないんで、マジで誰がどのくらいかって、分からなかったですね、どのくらい入るとか」と井口。「好みとかもあると思いますし、あんなネタで優勝していいのかって、さすがに自分たちも思ってたんで…」と毒舌漫才だっただけに、複雑な心境だったことを振り返った。

 平子が「(ファイナルラウンドで)一票一票ひっくり返っていく時の感覚は?」と聞くと、井口は「最初、1対1になったんで、これ、どうなっていくんだろうって。そこから2個、連続でポンポンってウエストランドになった時に“ああ、くるのかな?”ってなって…。あれがめくれるかめくれないかぐらいで、マネジャーさんの電話が鳴りやまないぐらいだった。優勝が確定した瞬間に電話が鳴ってきて、マネジャーさんはそのあと全然見てない感じになってるみたいです」と明かした。

 ファーストステージのラスト10番目という順番について、井口は「2020年に(決勝に)出させてもらった時も10番だったので、10番嫌だなと思ったんですけど、今回も10番で、10番慣れしてたので、みんなよりは長く待つ経験は活きましたね」と話した。

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2022年12月19日のニュース