竹中功のナニワ新報

Vol.21 オモロイおっさん、また出版!

広報視点ライブもお楽しみに!
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 吉本興業を退社して2年半。会社を辞めてすぐにアメリカに渡り、ニューヨークで遊びほうけていたのだが、帰国後、心あらためて物書きになった。

 まず1冊目は年に1度は全国ネットの番組で謝罪をしていた経験を活かして「よい謝罪 仕事の危機を乗り切るための謝る技術」(日経BP社)を書いた。文春砲のおかげで「謝罪会見」が増えたいま、私は謝らなくってもいい方法を知っていたのだ。それは「危機管理」である。企業や団体、家庭において起こるべくして起こる「リスク」を書き出して、事前にそれらかの回避に注意点を置くことである。そうしておけば事件や事故に遭うこともなく、謝罪も不要というものだ。

 続いてはこの3年間、東北の刑務所で満期釈放前教育の先生として活動しており、10年から15年ほどの懲役に服していた人たちに社会復帰後に必要なコミュニケーションを教える講義をまとめたものである。「よしもとで学んだ『お笑い』を刑務所で話す」(にんげん出版)。吉本興業で数千人の芸人たちと付き合ってきたプロデューサーとして「人間好き」の私が社会復帰を前向きに後押しするものである。この3年間、満期で釈放された収容者の再犯がゼロ人だとも聞いている。彼らが服役している間、1人あたり300万円の税金が必要だとされている。再犯を少しでも起こさせないことは節税につながるということだ。

 そして最新版が「謝罪」「コミュニケーション」の土台になった吉本興業の広報マンの物語である。内容は決して昭和の懐かし話で終わらず、現代のビジネスパーソンの仕事に直結するヒントに溢れた本にした。「お金をかけずにモノを売る 広報視点」(経済界)だ。項目は「ダウンタウン」の発掘・育成、「よしもとNSC」の開校、「マンスリーよしもと」編集長、「吉本新喜劇」復活の立役者、「大物芸人の引退会見」の段取りなどなど。

 吉本興業は「芸人」という商品を数多く揃え、あらゆる方法でそれらを広め、お客さんに安定した「笑い」を届けるという「笑売企業」である。そこに30年あまり務めあげ、「企業が登るヤマは、金儲けのヤマや」と教えられたことにはじまり、大阪流「ひとり勝ち」の奥義などが満載である。

 タイトルの「広報視点」の「広報」は「営業」にも「販売」にも「管理」にも置き換えればいい。「視点」を変えると今まで見えなかったものが見えるのだ。自分の中に眠っていたアイデアにも再会できる。

 そして「モノを売る」ことは「価値を伝える」こと。そこが伝えたいところだ。

 この出版を記念して、2月8日の19時半からスタンダードブックストア心斎橋でトークライブが開かれる。吉本興業で担当してきた広報マンとしての仕事を当時の事例を交えながら解説していく。

 「お金をかけずにモノを売る 広報視点」刊行記念竹中功トーク&サイン会

【出演】竹中功、聞き手:中川和彦(スタンダードブックストア代表)

【日時】2月8日(木)19時半開演

【会場】スタンダードブックストア心斎橋 BFカフェ(大阪市中央区西心斎橋2の2の12)

【料金】1000円(1ドリンク付)

【予約方法】

 来店する場合は、スタンダードブックストア心斎橋BFレジカウンターへお越しください。メールでの申し込みは名前、電話番号、人数を入力してinfo@standardbookstore.comまで。担当者が確認後折り返し、ご予約通知メールを送ります。問い合わせは(電)06(6484)2239。

[ 2018年1月31日 05:30 ]

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