古市憲寿氏 メッシの歓喜の抱擁にも“古市節”「僕は何も感じなかったんですけど…」

[ 2022年12月19日 10:05 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝・フランスーアルゼンチン戦についてコメントした。

 アルゼンチンがPK戦の末にフランスを破り36年ぶり3度目の優勝。PKによる先制点や延長戦で値千金のチーム3点目を挙げるなどしたFWリオネル・メッシ(35)が“最後のW杯”となる5回目の出場で悲願の初優勝を手にした。フランスは、“怪物”キリアン・エムバペ(23)がハットトリックを決めたが及ばなかった。“神の子”ディエゴ・マラドーナ氏がW杯優勝トロフィーを掲げてから36年、アルゼンチン国民が待ち望んだ3度目の優勝となった。

 永島優美アナウンサーが「勝利が決まった瞬間、全員がメッシ選手の所に来て抱き合うあのシーンにはグッと来るものがあったんですけど、古市さんはどうでしょうか?」と聞くと、古市氏は「僕は何も感じなかったんですけど、でもメッシって初めから受け入れられたわけじゃないんですよね。アルゼンチンって地元のクラブ愛がすごくあるから、海外で活躍している選手を初めはそこまで受け入れてなかった。でもそれを実力で、W杯に出る度にどんどん自分を認めさせていったってストーリーはすごく興味深いなって思います」と話した。西岡孝洋アナウンサーが「マラドーナという素晴らしい選手がいて、そのマラドーナはアルゼンチンのある意味貧しい階級から上まで来た人なんです。だからアルゼンチンはマラドーナへの思いが強くて、メッシ選手は小さい時はスペインでプレーをした、12歳以降ってことになりますが。そこが代表ではあんまり活躍しないのに、クラブではすごいじゃないかって受け取られた時期もあって、その批判が非常に苦しかったってメッシ選手も話していて、実は代表を引退しようとしたこともあったわけですね。そんな中で代表引退を撤回して今回のW杯でメッシのために1つになった」と補足した。

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