宝塚歌劇

鳳月杏 「強烈な悪役」で存在感示す個性派スター

花組「MESSIAH」(8・20まで宝塚大劇場、9・7~10・14東京宝塚劇場)

「周囲と違う約作りは楽しい」と話す鳳月杏
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 兵庫・宝塚大劇場で上演中の花組ミュージカル「MESSIAH(メサイア)―異聞・天草四郎」(8月20日まで。東京宝塚劇場は9月7日〜10月14日)で、男役スター、鳳月杏(ほうづき・あん)が演じる「救いようのない悪役」(鳳月)が話題だ。

 「島原の乱」を引き起こした張本人と言っても過言ではない島原藩藩主・松倉勝家役。凶作でも領民に重税を課し、キリシタンへの恐ろしいまでの弾圧…。「共感?全くないですね(笑い)」(鳳月)とバッサリ切り捨てるほどの人物像だが、憎々しい表情といい声のトーンといい、民衆が蜂起するに十分の説得力がある。「今まで理由がある悪役はやったことがありますが今回は“これゆえに”というのが何もない。難しいけど、この役の作り方も今後の肥やしにしたい」とたくましい。

 個性的な役作りで舞台での存在感はピカイチ。特に「金色の砂漠」で演じた王ジャハンギールはインパクトも強烈だった。下級生のころから「人と同じことをするのはつまらない」と思ってきた。「同期に比べたら役を頂く時期が遅かったので群衆、グループでの芝居が多かったんですね。だから周囲の人と違うことをすることで自分の良さを出してきたので、そういうモノは大事にしたい」。ますます存在感を増す個性派スターから目が離せない。(土谷 美樹)

 ◆鳳月 杏(ほうづき・あん)6月20日生まれ、千葉県船橋市出身。国府台女子学院中等部を経て2006年初舞台。月組配属。13年「ベルサイユのばら」で新人公演初主演。14年花組に組替えし翌年「スターダム」でバウホール初主演。身長1メートル72。愛称「ちなつ」。

[ 2018年7月21日 11:41 ]

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