菊水丸店主 珍宝堂

お好み焼き「千房」創業者の半生記 四半世紀を経てお披露目

[ 2019年1月16日 12:34 ]

大阪桐蔭吹奏楽部の生徒さんが書きおこしてくれた「中井政嗣 若き日の物語」の譜面
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♪大阪名物数々あれど

 通天閣に大阪城

 吉本漫才と粉もん文化

 ヨンホーホーイホイ

 (お囃子)イヤコラセードッコイセ〜

 これは、私の河内音頭のうたい文句のひとくさりです。お好み焼きでおなじみ、名代の千房。その創業者の中井政嗣会長と初めてお目にかかったのは、1993年(平5)3月29日の午後2時〜3時。小学5年生から欠かさず付けている日記帳をひもときますと、京都府南山城村の我が家を設計してくださった宮後建築事務所の宮後健先生から「実は千房さんの道頓堀ビルを設計させていただいたので、これも何かのご縁ですから、河内音頭で中井社長(当時)の半生記を作ってくれませんか?私からプレゼントしたいので」とのご依頼を受けたと記してあります。その日のうちにカセットテープ「中井政嗣 若き日の物語」の制作が決定。台本も完成。あとはレコーディングを残すのみというところで、宮後先生が急逝され、お蔵入りとなったのです。

 昨年末、千房グループ45周年記念式典にて「中井政嗣 若き日の物語」を25年の時を経てお披露目することがかないました。そして、中井会長の発案で、パーティーのコンサートの部で演奏する大阪桐蔭高の吹奏楽部174人の皆さんとのセッションも実現したのです。総監督の梅田隆司先生の指揮により、お祝いの「河内音頭」を口演。さすがは日本一の吹奏楽部。優秀なる生徒の皆さんが難解な節回しを譜面におこしてくださいました。まさに珍宝なり。人と人とのご縁のありがたさを感じた次第です。(河内家菊水丸)

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