「タイタン」太田光代社長 所属「ウエストランド」M―1優勝の瞬間は…「お酒を飲んで気絶していた」

[ 2022年12月19日 13:08 ]

太田光(右)と太田光代氏
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 18日に行われた漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」で優勝したお笑いコンビ「ウエストランド」。所属事務所「タイタン」の太田光代社長が一夜明けた19日、スポニチアネックスの取材に応じ、優勝の瞬間について「お酒を飲んで気絶していて見ていませんでした」と明かした。

 実は「こんなに真剣にM―1を見たのは初めて」と敗者復活から自宅リビングで真剣にテレビに向き合っていた光代社長。決勝の生放送が始まり、お酒を飲みながら「タイタン」所属でもう1組出場していた「キュウ」、そして「ウエストランド」の出番を待っていたが、決勝進出10組中、「キュウ」が9番目、「ウエストランド」が10番目と遅かったこともあって「お笑いって見ていると面白いから楽しくなってドンドン飲んでしまった」とほろ酔いモードに。「キュウ」と「ウエストランド」のファーストステージを「キュウは初めてだからとても緊張しているなあ。ウエストランドも河本緊張しているなあ、井口もそれを見て緊張したと思ったけれど、何とかやれていた」と思いながら見守っていた。

 その後、ウエストランドが上位3組に入り、ファイナルラウンドに進んだのは見たが「そこから覚えていない。気絶したんでしょうね」という。「上位3組まで入れば、何とか押し込めそうな仕事もあったので安心したんだと思います」と所属タレントのことを真剣に思う敏腕社長の顔をのぞかせ、ひとまずホッとしてバタンと伏せて寝てしまったようだ。そのため、ファイナルステージの様子や優勝が決まった瞬間は見ておらず、直後からジャンジャンかかってきた電話も「夢かなあ?」と思ってウトウト。ふと目を覚ましてテレビを見ると「井口がトロフィーを持っていたので、あっこれは夢だ」とさらに思ったという。それでもウエストランドに「電話しなくちゃ」と祝福の電話をかけた。だが、井口はM‐1王者恒例の優勝翌日の生放送行脚の中で「太田社長からは電話が掛かってきました。でもベロンベロンで何言っているかさっぱり分からなかったです」と言っていた。光代社長はこれに「井口はネタにするだろうから、もし優勝したら毒づいてやろうと決めていたので、酔っ払いながらも毒づいたんだけど、伝わらなかったんでしょうね」と笑った。

 深夜に仕事を終えて帰宅した夫で「爆笑問題」の太田光から「ウエストランドすごいなあ。あいつらすごいよ」とリビングでまだウトウトしていたところに声を掛けられ「その声を聞いて、夢じゃなかったんだ」と思い、喜びがわいてきたという。

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