阪神・岩崎 自己最長の16戦連続無失点 癒しは水中で待つ“家族”の存在

[ 2020年10月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-1中日 ( 2020年10月27日    甲子園 )

<神・中22>   5勝目を挙げた岩崎のピッチング  (撮影・成瀬 徹)  
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 勝利につながる“自己新”だからこそ意味がある。阪神・岩崎が、ピンチを断ち切る力投で17年を上回るキャリア最長16試合連続無失点を記録。直後に打線が勝ち越しに成功し価値ある5勝目を手にした。

 「0で次につなぐことができましたし、チームが勝つことができて良かったです」

 流れが相手に傾いていた場面でバトンを託された。先発・青柳の後を受け8回無死一塁でリリーフ。犠打で1死二塁とされるも大島を遊直、京田の右前打で一、三塁とされながら、最後は阿部を中飛に仕留めて得点を許さなかった。試合の分岐点で見事な火消しを披露すると、直後に中日の2失策も絡んで3点を奪取。追い込まれながらも粘った男の力投も決して無関係ではなかったはずだ。

 左腕の癒やしは、水の中にいる“ファミリー”だ。昨年11月から「ちょっとした思いつきで飼ってみよう」と自宅で魚の飼育を開始。藤浪、岩貞ら仲間とともに、タチウオ釣りなどにも挑戦したことはあったものの定着はせず。水質のコントロールなどケアも簡単ではないが、新たな趣味は、激務のマウンドを降りた後の気分転換になっている。

 8月30日の広島戦から失点知らずも、求めるのはチームの勝利、そこに貢献する自身の快投に他ならない。昨年から「巨人に勝たないと」と口にしてきただけに、現状には満足していないはず。悔しさを持って、最後まで戦い抜く。残り11試合。“無傷”で終えるのが、岩崎の意地だ。(遠藤 礼)

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