ドジャースのターナーがコロナに感染 試合中に判明 優勝セレモニーにはマスクをして参加

[ 2020年10月28日 14:12 ]

感染判明後、優勝式典に妻とともに参加しドジャースのターナー(AP)
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 ワールドシリーズで25打数8安打(本塁打2本)と活躍したドジャースの3番打者、ジャスティン・ターナー三塁手(35)が新型コロナウイルスに感染したことが試合中に判明。同選手は8回の守備から突然、ベンチに下がった。

 検査は26日に実施されたもので、大リーグで新規の感染者が判明したのは59日ぶり。27日の第6戦の2回が終わったところでユタ州の検査機関から大リーグ側に連絡が入り、すぐにドジャース側に伝えられたが、ターナーは6回まで3回打席に入っていた。

 大リーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーは「試合中に(ターナー)の感染を知り、隔離する措置を取った。我々にとってはほろ苦い夜だった」と語り、ドジャースは優勝が決まると全選手全員にマスクを配布。しかしターナーは優勝セレモニーでマスクをつけて参加しており、大リーグとドジャース側の対応には食い違いが見られた。

 なおドジャースの選手とスタッフは宿舎のホテルで全員がPCR検査を受けることになっている。

 今シリーズで、ターナーは第3戦と第4戦の初回に本塁打を放つなど、ポストシーズン球団記録の通算12本塁打をマーク。攻守で活躍し、チームに貢献した。

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