日本ハム1位の苫小牧駒大・伊藤 先発&抑え“二刀流"だ「いよいよ、気持ちが湧いてきた」

[ 2020年10月28日 05:30 ]

指名あいさつ後、新球場のタオルを持って日本ハムの球団スカウトと写真に納まる伊藤(左から白井スカウト、伊藤、大渕スカウト部長)
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 26日のドラフト会議で日本ハムから1位指名された苫小牧駒大・伊藤大海投手(23)が27日、苫小牧市内の同大で大渕隆スカウト部長と白井康勝担当スカウトから指名あいさつを受けた。球団の高い評価と期待を受け、最速156キロ右腕は改めて実感をかみしめた。

 「いよいよ、これからプロ野球選手に踏み込んでいく気持ちが湧いてきた」。球団に評価されたのは力強いストレートと多彩な変化球で先発、クローザー両方をこなせる能力に加え、高い意識で努力し続ける目に見えない部分。表には見えない、自身の生命線が高く認められたことがうれしかった。

 「自分で努力、行動し始めたのはそこから。悔しさが今につながっていると思う」と振り返るのが、鹿部小6年時に応募した日本ハムファイターズジュニアの選考だ。チームメートが選出され、伊藤は2次選考で落選した。当時のジュニアチームの監督が、白井担当スカウト。かつてはつながらなかった縁が12年越しにつながり、伊藤は「それ以来の思いがかなった」と笑みを浮かべた。

 伊藤を駒大苫小牧時代から見続けてきた白井担当スカウトは、調子の善しあしにかかわらず試合をつくる能力だけでなく「人に対する礼儀とか人間的な素晴らしさを感じる」とプレー以外の部分にも言及した。それを物語るように、前夜は1000件のLINEが届いた。その中には、大学日本代表で一緒だった森下(広島)や津森(ソフトバンク)からも。「“待ってたよ”とあった」。それもまた、意気に感じた。

 球団から渡されたのは、北広島市で23年に開業する新本拠地「エスコンフィールド北海道」のパンフレットと、ドラフト会議の通行証。通行証には栗山監督のサインとともに直筆で「共に天下を!」と添えられていた。「今日から、今までやってきたことを変わらず来年のキャンプインまでやっていきたい」。自分らしく、新たなスタートに備える。(竹内 敦子)

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