ロサンゼルスは10月で2度目の歓喜 ドジャースの優勝で市内は騒然

[ 2020年10月28日 16:16 ]

ロサンゼルスのダウンタウンで歓喜するドジャースのファン(AP)
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 ドジャースが32年ぶりにワールドシリーズで優勝を飾ると、地元のロサンゼルス(カリフォルニア州)では27日の夜から28日未明にかけて多くのファンがダウンタウン周辺に繰り出して歓喜。同州では強風による森林火災が続発しているために「私的な花火の使用は危険」という見解が示されていたが、各所で夜空に向けて打ち上げられるなど“ルール”は無視される形となった。

 今月11日にはNBAレイカーズが10年ぶりにファイナルを制覇。直後のロサンゼルス市内では76人(公務執行妨害を含む)が逮捕されていたこともあって、警察は騎馬警官らを出動させて警戒に当たっていた。さらに新型コロナウイルスの感染防止のために州当局では集団で騒ぐことをしないように求めていたが、ロサンゼルス北西のパコイマでは車とバイクが路上で“歓喜の輪”を作って他の車の通行を妨害。レイカーズの優勝でも、ドジャースの優勝でも、ファンの興奮を抑え込むことはできなかった。

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