ソフトB・甲斐 バットで見せたキャノン砲 ノムさん魂でリーグV導いた!

[ 2020年10月28日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5-1ロッテ ( 2020年10月27日    ペイペイD )

<ソ・ロ>優勝を決め、森を抱える甲斐(撮影・中村 達也)
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 キャッチャーマスクを一塁側へ放り投げた甲斐は、守護神・森に跳びはねながら駆け寄り、巨体を下から持ち上げて吠えた。フル出場で先発・和田からの1失点リレーをリードし、打っては貴重な10号2ラン含む2安打3打点。攻守に輝いた。

 「高めの球にうまく反応できた。チームにも自分にとっても、大きな追加点になってくれた」。1―0の6回2死三塁。石川が内角高めに投じた速球を左翼ポール際へライナーで突き刺し、優勝を力強くたぐり寄せた。3点リードの8回1死一塁では左翼線適時二塁打でダメ押しした。

 今季は故野村克也氏から南海で背負った背番号「19」を「つけてほしい」と言われ「62」から変更した。「野村さんの魂を、覚悟を持って引き継ぎたい」と誓った。序盤は投手陣の失点が重なり、7月3日から3試合スタメン落ちも経験。リードの再考を求められ、投手陣とベンチで確認し直した。10月12日には2番手捕手の高谷が膝痛で離脱。1軍には他の捕手は新人・海野のみという現状布陣。優勝の瞬間まで、9月25日のロッテ戦から25試合連続フル出場と体にムチを打ち続けた。

 野村氏からは「投手を支えなさい。“功は人に譲れ”」との言葉をもらった。強力投手陣の正妻として夫唱婦随を貫く背番号19。マスクをかぶっても、バットでも、投手の力強い支えであり続けた。

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