ソフトB、パ制覇!MVPはギータばい!「1年に5回」“必殺”の打棒でチームけん引

[ 2020年10月28日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5-1ロッテ ( 2020年10月27日    ペイペイD )

試合後にガッツポーズを見せる柳田(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 MVPの最有力候補に挙がるソフトバンク・柳田は「ホッとした。(優勝が)決まって良かった」と、頬を緩めた。コロナ禍による開幕延期がプラスに働いた。昨年11月、右肘関節鏡下遊離体切除術・滑膜切除術を受け、本来の3月開幕なら復帰は微妙だったが「開幕延期になってうまいこといった」と、うなずいた。

 2月の春季キャンプは2軍メンバーとB組スタート。そこで見たのはA組を目指して歯を食いしばる若手の姿だった。

 「みんなで(1軍に)はい上がっちゃろうや。みんな、こんだけ頑張っているのに日の当たる場所で野球をやっていない。余計に自分もやらないといけない、と思った」

 リハビリで初心を取り戻した。開幕から3週間近く打率は2割台に低迷したが、7月8日の楽天戦で2本塁打し、打率3割に乗ると、同10日の同戦では延長10回に本拠ペイペイドームの1000勝目を飾るサヨナラアーチも放った。

 「ほんまに打ちたいなという時は、ベンチにいるときから違う。“グワー”となっている。1年に5回くらいしかない。それを使えば打てるが、体力、気力の消耗が、凄いので使わない」

 まるでヒーローの必殺技だ。柳田の活躍自体が確かに漫画のようだった。

 7月18日のオリックス戦では敵地・京セラドームの天井を直撃する特大ホームランを放って、ファンの度肝を抜いた。いつでも柳田は人を驚かせてきた。

 「自分の力を証明する」と決めた打撃は、ここまで打率がリーグ2位(・348)、本塁打(28本)と打点(82)は3位。3冠王を狙う原動力は、2月のキャンプで一緒に汗を流した若手のぎらぎらした目だ。「若いヤツらは、いつも走っている。下手なところは見せられない」。32歳のギータは、まだ成長を続ける。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年10月28日のニュース