水谷隼・伊藤美誠「諦めない気持ちが勝利につながった」大逆転で準決勝進出!執念の粘り、最後は涙

[ 2021年7月25日 12:36 ]

東京五輪3日 混合ダブルス準々決勝 ( 2021年7月25日    東京体育館 )

卓球・混合ダブルス準々決勝で逆転勝ちした伊藤美誠(右)と水谷隼(AP)
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 世界ランク2位の水谷隼(32=木下グループ)伊藤美誠(20=スターツ)の“みまじゅん”ペアがメダル獲得に王手をかけた。今大会から新種目となった混合ダブルス準々決勝でドイツのフランツィスカ、ソルヤのペアにフルセットの末に逆転勝利。同じくきょう25日に行われる準決勝に進んだ。

 執念の粘りが実を結んだ。3―3と追いついて迎えた最終セット。6―10とマッチポイントを握られながら、水谷の連続得点などでジュースに持ち込む。その後の接戦で集中力を切らさず16―14。大激戦を制した伊藤の目に涙が溢れた。

 ともに静岡県磐田市出身。大会前には地元で開かれた激励会にオンラインで参加し、2人の母校である磐田北小の児童らからエールを受けた。伊藤は「(女子団体、シングルスと)3つの金メダルを持って帰ります」。劇的勝利の勢いで、まずは決勝に駒を進める。

 ▼水谷 土俵際に立たされたが最後まで諦めない気持ちが勝利につながったと思う。金メダルを目指して一生懸命練習してきた。絶対に勝ちたい。

 ▼伊藤 (水谷と)組めたから勝てた。一本一本で声も掛けてくれた。(準決勝は)まずは試合に勝つこと。メダルは頭にあるが勝ったら付いてくるという気持ちで、楽しんで勝ちたい。

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