【高知】高知・森木、6回2安打8奪三振で無失点デビュー コールド勝ちに貢献

[ 2019年7月25日 14:14 ]

第101回全国高校野球選手権高知大会 準々決勝   高知10―0高知東(6回コールド) ( 2019年7月25日    春野 )

<高知・高知東>初回、初球に高校入学後の自己最速タイとなる148キロを計測した高知・森木大智
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 昨年8月の四国中学総体決勝戦で150キロをマークし、今夏から背番号「1」を付ける“スーパー1年生”森木大智投手が今大会初登板初先発。初回の初球で高校入学後の実戦では自己最速タイとなる148キロをマークし、球場内をどよめかせた。4回まで無安打投球。5回の先頭打者に初安打を浴びたが、後続を3者連続三振に仕留めた。6回105球を投げ2安打8奪三振無失点で完封し、上々のデビューを飾った。

 “スーパー1年生”の実力は本物だった。今季プロ野球パ・リーグの開幕戦でソフトバンク・千賀が初球に161キロを出したのをニュースで見て「あ、ちょっと出しにいってみようかな」と、思い切り腕を振ることは決めていた。第1球、いきなりの148キロ。球速表示は見ていなかったというが、狙って出せるところに潜在能力の高さがうかがえる。2番打者の6球目にももう1球、148キロを計測。直球は常時140キロ台中盤をマークし、球威は衰えなかった。「球が上ずってしまっていた」と4四死球を与えたが、イニング間にはスクワットのような動きで右膝の曲がりを深くするよう調整。試合の中できっちり修正できる適応力の高さも示したが、「無失点で抑えられているので上出来じゃないかと思いますが、まだまだできることはたくさんある。自分でも物足りないという気持ち」と、底は見せていない。

 当初は最長5回の予定だったが、5回終了時には2―0と接戦だったため、浜口佳久監督に「エースとして1番を付けているんだから、しっかりいけ!」とゲキを飛ばされ、6回も続投。四球と安打で2死一、二塁とピンチを招いたが、後続を打ち取るとその裏にはコールド勝ち。「3年生が投げるときもベンチで一番声を出しているのが森木。ランナーを出してから変化球で三振が取れていたので、さすがだなと思った。1番を渡してよかった」と指揮官の信頼も勝ち取った。

 次戦の準決勝は昨夏覇者の高知商戦。先発するかどうかは当日の状態を見て判断されるが、救援でも登板機会が回ってくることは濃厚だ。「打たせて取るというか、勝ちにつながるピッチングがしたい。しっかりコースを突いて投げれば大丈夫だと思う」。帽子のつばには「強気」の文字。堂々の1年生エースが、夏の主役を奪いにいく。

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