【千葉】習志野・根本主将 公式戦1号が先頭弾「直感でスライダーが来ると」

[ 2019年7月25日 16:25 ]

第101回全国高校野球選手権 千葉大会決勝   習志野8―1八千代松陰 ( 2019年7月25日    ZOZOマリンスタジアム )

<八千代松陰・習志野>習志野は初回、先頭の根本が右越え本塁打(撮影・長久保豊)
Photo By スポニチ

 習志野の1番・根本が初回、試合の流れを引き寄せる先頭打者本塁打を放った。

 1ボールから2球目のスライダーを強振。打球は右翼のホームランラグーンに飛び込む先制アーチとなった。

 「直感でスライダーが来る、と。狙おうと腹をくくった。打ててうれしかった」。これが公式戦初アーチ。「当たった瞬間はフライだと思った。伸びてホームランになってくれた」と喜んだ。
 チームは根本と竹縄、キャプテン2人制を敷く。「(役割は)特にはっきりと分けていないけど、僕が盛り上げ役。竹縄はプレーの細かい部分を言ったりする」。試合後の優勝インタビューも2人で受け、ともに3度ずつ胴上げもされた。

 「1番・中堅」で左打者。名前が「翔吾」と西武・秋山と共通点も多い。根本はプロ野球屈指の安打製造機の打撃を「Youtubeで見たりします」と研究もしているという。

 春のセンバツは準V。「力不足だった。春が準優勝だったし、優勝が次の目標。目の前の試合を1戦1戦戦っていくだけ。全てに関してチームに貢献できれば」と根本。狙うはチーム44年ぶりの優勝、その一点だ。

続きを表示

2019年7月25日のニュース