【山梨】山梨学院4連覇!「守備7割」の練習実った堅守で1点差逃げ切り

[ 2019年7月25日 05:30 ]

第101回全国高校野球大会 山梨大会決勝   山梨学院5-4東海大甲府 ( 2019年7月24日    山日YBS球場 )

6回1死一塁、山梨学院・野村の右前安打で三塁に進塁する一走・菅野(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 山梨学院が接戦を制し、4連覇を達成した。堅守で1点差を逃げ切り吉田洸二監督は「本当にきつい試合だった。2つのダブルプレーが大きかった」と振り返った。

 今春は「デスパイネ」と呼ばれる野村を軸とした強打が目立ったが、指揮官は「ディフェンスがないと甲子園では勝てない」と「打撃7割」だった練習を「守備7割」に変えた。元横浜高部長の小倉清一郎氏をコーチに招き、守備力を磨いた。1点勝ち越された6回、なおも1死満塁で二ゴロ併殺。直後の攻撃で高垣のスクイズなどで逆転に成功した。7回も好守で切り抜けた。

 二塁手で、この日は3安打の4番・菅野は「接戦で勝てた。練習してきて良かった」。今大会5戦で1失策。変身を遂げ、3季連続の甲子園に乗り込む。(松井 いつき)

続きを表示

2019年7月25日のニュース