トヨタ自動車、3年ぶりVへ5番多木決勝弾「相手の応援を逆に楽しもうと…」

[ 2019年7月25日 05:30 ]

第90回都市対抗野球大会第12日 準決勝   トヨタ自動車5-4日立製作所 ( 2019年7月24日    東京D )

スタンドに手を振る多木(撮影・篠原岳夫)
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 内外野席を埋め尽くした日立製作所の声援を、トヨタ自動車の多木がパワーに変えた。「相手の応援を逆に楽しもうと…。打った瞬間にいったと思いました」。4―4の6回に値千金の右越え決勝2号ソロを放ち、16年の決勝で完勝した相手を返り討ちにした。

 この日は3安打2打点。23日の準々決勝・日本生命戦は8回1死三塁で捕邪飛に倒れたが「昨日のことは忘れて」グラウンドを躍動した。

 就任1年目の藤原航平監督も「しっかり振れるところが多木らしい。頼りになる」と入社7年目のベテランを絶賛した。東海2次予選は若手が苦しみ、下位だった多木を5番に昇格させた。辛くも第5代表で出場権を獲得。東京ドームに乗り込むと、橋戸賞右腕・佐竹がフル回転した。

 負けられない理由もあった。東京ドームに豊田章男社長(63)が応援に駆け付けた。業務のため途中で退席したが、決勝戦も来場予定。ナインは「御前試合」もフルスロットルで突っ走る。

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