【大阪】履正社・岩崎 7回参考ノーヒットノーラン!12K快投で8強導く「どの球でも勝負できた」

[ 2019年7月25日 17:48 ]

第101回全国高校野球選手権 大阪大会5回戦   履正社7―0岸和田 ( 2019年7月25日    シティ信金 )

<履正社・岸和田>先発登板した履正社・岩崎は7回参考ながらノーヒットノーランを達成する (撮影・後藤 大輝)
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 急成長の右腕が完璧な投球でチームを準々決勝に導いた。履正社先発の岩崎峻典投手(2年)が岸和田を相手に7回参考記録ながらノーヒットノーランを達成。12個の三振を奪う会心の投球を「ありがたいです。最終回は意識していました」と笑顔で振り返った。

 小気味のいい奪三振ショーだった。初回2死目の2番打者から7者連続三振。最速143キロの直球を軸に、勝負球に使ったスライダー、スプリットがさえ渡った。テンポよく回を重ね、外野への飛球は5回無死からの左邪飛と7回2死からの左飛のみ。「とりあえずキャッチャーのミットを目がけて投げました。全部の球種でストライクが取れて、どの球でも勝負できた」と手応え抜群の投球だった。

 今春選抜大会ではメンバー入りしたものの登板はなし。春の大阪大会ではメンバーから外れた。「コントロールが悪かった。体幹とか基礎体力を付ける練習をした」。地道な努力を重ね、夏の大会前の練習試合で結果を出し、4回戦・大阪電通大高戦で公式戦初先発。4安打1失点15奪三振で完投勝利を挙げて信頼をつかみ取り、2試合連続の先発マウンドにつなげた。

 試合前のルーティンがある。試合前日に「明日、抑えられるように…」と念を込めながらグローブとスパイクを1時間くらいかけて磨く。高校入学から続けているが「調子悪い時ほど、できていなかった」とメンバー落ちした春大会後からは、磨き方が丁寧になり「念」もより強くなった。2試合続けての好投の要因を岡田龍生監督(58)は冗談めかしながら「生活態度が良くなったからじゃない?」と挙げる。「いい加減さがなくなってきた。それが正直にボールに乗り移りだした。そういうことあるんですよ。学校の生活とか勉強とか、関連していることは多い」と笑顔で信頼感を口にした。

 4年連続の準々決勝進出。3年ぶり4回目の出場まで、あと3勝に迫った。岩崎は「まだ優勝していない。これからも任された試合で、いい投球をするだけです」と表情を引き締める。学校として初めての春夏連続出場へ、履正社が確かに勢い付いてきた。

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