【和歌山】名門・箕島、ミス連発で逆転負け 尾藤監督「不思議ではない」

[ 2019年7月25日 13:11 ]

第101回全国高校野球選手権和歌山大会 準々決勝   箕島2―7熊野 ( 2019年7月25日    紀三井寺 )

<箕島・熊野>ベンチから指示を送る箕島・尾藤強監督(右端)
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 6年ぶりの甲子園出場を目指していた箕島が逆転負けを喫した。

 2―1と1点リードの8回裏1死から三ゴロ失から投前バントに一塁がら空きの内野安打、連続死球の押し出しで同点。その後4長短打で大量6点を失った。

 尾藤強監督(49)は「負けるべくして負けました」と話した。「ミスが相次いで残念だが、普段から見ている者としては不思議ではない。私を含めた総合力で負けたのです」。静かに敗戦を受けいれた。3年生に向けては「これからの人生で勝利者になってほしい」とエールを送った。

 監督就任1年目の2013年夏に甲子園出場を果たしたが、その後は低迷が続く。父親の公氏(2011年他界)は監督として春夏通算4度の全国制覇を成し遂げ、甲子園通算35勝。名門復活に向け「箕島らしくやっていこう」と臨んだ夏だったが、道のりは険しかった。

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2019年7月25日のニュース