【高知】高知東エース島田、中盤崩れ敗退も悔いなし「全部、出し切りました」

[ 2019年7月25日 17:04 ]

第101回全国高校野球選手権高知大会 準々決勝   高知10―0高知東 ( 2019年7月25日    春野 )

<高知・高知東>力投する高知東先発のエース・島田龍二
Photo By スポニチ

 涙はない。やり切った。「全部、出し切りました」。高知東のエース右腕・島田龍二投手(3年)は4回まで本塁を踏ませず好投。5回に2点、6回に8点を奪われ最後の夏を終えたが「低めにちゃんといったボールも打たれてしまったので、悔いはないです」とすがすがしい表情で話した。

 延長16回タイブレークとなった23日の高知高専戦では、先発して規定いっぱいの15イニング188球を1失点と熱投。この日も最後の1点を奪われるまで5回2/3、128球を投げマウンドを譲ることはなかった。大熱戦となった23日の試合後は「よく頑張った」「お疲れ様」などと激励のメッセージを父の知人らからもらうなど反響が大きかったという。「チームの絆が深まった。最後の大会で一丸となって、すごくいい経験ができた」と充実感を漂わせた。

続きを表示

2019年7月25日のニュース