大谷、代打でマエケン撃ち 直後に花巻東が逆転決勝「母校を応援」

[ 2019年7月25日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス5―4ドジャース ( 2019年7月23日    ロサンゼルス )

ドジャース戦の2回、代打で右前に先制打を放つエンゼルス・大谷
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 電光石火のマエケン撃ちで3連勝を呼んだ。エンゼルス・大谷翔平投手(25)は23日(日本時間24日)、ドジャース戦の2回に代打で前田健太投手(31)から先制の右前適時打を放った。敵地でのインターリーグでDH制がなくベンチスタートだったが、メジャーでは自身最速の代打登場となり、最高の形で勢いづけた。

 短いイニングで降板する「オープナー」としてコールが先発。2回2死一、二塁でその9番コールに回ると、ブラッド・オースマス監督はジョーカーを切った。大谷は2球目、内角93マイル(約150キロ)をライナーで右前へ。前田も「悪い球ではなかった。うまく打たれた」という一振りで先制点を挙げた。

 「頭からプレーすることはないけど、代打の1打席でしっかり結果を出したいと思う」

 試合前の言葉を実践した。2回での代打出場はメジャー自己最速。代打ではメジャー通算26打数9安打の打率・346、2本塁打、5打点の好成績だ。前田を前回6月11日の対決に続き攻略した。

 太平洋を挟んだ岩手県では、大谷の一打とほぼ時を同じくして、母校・花巻東が反撃開始し逆転勝利した。相手は父・徹さんの母校・黒沢尻工。25日、大谷に並ぶ公式戦高校最速160キロをマークした佐々木擁する大船渡と甲子園切符を懸ける。「母校を応援したいなと。それが普通だと思いますし。佐々木選手も悔いがないよう頑張ってほしい。ここで勝った、負けたで終わる選手ではないと思う」。願いはもちろん花巻東の甲子園出場。その上で同郷の後輩球児たちが、完全燃焼できる戦いを望んだ。(後藤 茂樹)

 ≪6度目ブルペン入り≫大谷は試合前にブルペンで投球練習。座った捕手に25球を投げた。ブルペン入りは16日以来で手術後6度目。投手復帰は来季からを目指しており、現在は直球だけで球速は70マイル(約113キロ)程度に制限されている。「球数もメニュー通りきていて、いいんじゃないかと思う」と順調な過程を口にした。

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